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昔を思い出す。

私が34年前の新人だった頃。

シャンプーのレッスンも先輩や先生の頭を借りてやっていました。

同期がいないので、練習相手がいませんでした。

今年の新人は2人なので練習相手がいます。


私からすると大変うらやましいことです。

お互いにタイムを見合いながら、モデルになり、成長を比べながらレッスンできる事は幸せですよね。

先輩や先生にお願いして頭を借りることの申し訳なさや、なんていうんだろう。

若かったので言い表しようのない気持ちでした。

しかもお店を借りることに対してものすごく申し訳ないことを覚えています。

恵まれているといえば恵まれているような気がしますが、

逆に私は恵まれていたと思います。

なぜか?

少ないレッスンで沢山覚えた。
今年の新人は相モデルで回数の制限がない。好きなだけすることが出きるのですが、中身が薄い気がする。
私のときは、先生にモデルになってもらい、好きなだけ練習しなさいと言われ、先生に禿になると嫌味を言われ、回数練習は出来なかった。

少ない練習量で猛烈に覚えたのでした。それこそ心のビデオに必死で録画してそれを心の中で何度も何度も繰り返し再生したものでした。今で言うイメージトレーニングをしていたように思います。
お客様で常連さんに頭を借りて練習したり、店の隣の駄菓子屋さんの娘さんにお願いして練習したりしてスキルアップしたものでした。

それを不幸だったと言うべきか?恵まれていたと言うべきか?
それはそれぞれの時代の人たちが結果良い形になれば全て恵まれていることになるだろうし、
取り方一つでしょうね。

毎年新人が入ってきて、毎年思うことは、自分が新人の頃を思い出し、妙に新鮮な気持ちになり、兜の緒がしまる思いがする谷口です。


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